ここからは注文住宅を建てる上で大事な情報や知識、工務店選びのポイント、それから広島市についても紹介します。また、家を建てる際に必須になってくる「住宅ローン」に関してもしっかり解説していくので、見逃さないでくださいね。
広島市ってどんな街?

皆様は広島県、そして広島市にどんなイメージを持っているでしょうか?広島カープ・牡蠣・お好み焼きなど…、私も広島市に住むまではこのくらいしか知りませんでした。
ですが実際広島には、もっとたくさんの魅力があるのです。そこでまずは広島市がどんな場所なのか、暮らしやすい場所なのか紹介したいと思います。
広島市の特徴
全国にある市の中で10番目に人口が多い広島市は、政令指定都市・国際平和文化都市として有名です。自動車産業などが盛んな工業都市である一方で、海や山などの自然やレジャースポットが充実しているのも大きな特徴ですね。
また、プロ野球チームの広島カープやサッカーJリーグのサンフレッチェ広島などがあることから、スポーツに密着した地域性もあります。特にメディアでもよく取り上げられているようにカープ熱は高く、スーパーマーケットなどでも応援歌が流れていたりしますよ。
広島市の住みやすいポイント
ここからは、広島市が住みやすい都市だと言われている理由について3つ解説しましょう。
① 温暖な気候と美味しい食べ物
広島の平均気温は約16℃で、1年間を通して温暖な過ごしやすい気候です。雪や風の影響を比較的受けにくいほか、降水量も少なめなので外でのレジャーとは好相性、家族連れにはとっては嬉しい特徴ですね。
また、そんな温暖な気候の恩恵を受けた地元名産品の数々も魅力的です。牡蠣・レモン・広島菜・もみじまんじゅうなど、さまざまな美味しいものが揃っているのは、広島に住む上でのメリットといって言って良いのではないでしょうか。
② “ちょうどいい”地方都市
「大都市すぎるのは疲れそうだけど、田舎もちょっと…」と考えている方には、広島市はぴったりかもしれません。
広島市の中心街には百貨店をはじめとするショッピング施設が揃っており、首都圏ほどではないにしろ必要なものは全て揃います。また、身近なところに適度な自然があることもポイントでしょう。
③ 子育てに適した地域性
広島では県が中心となって子育て支援を進めているため、ファミリー層にとっては非常に住みやすい街です。その中でも、特に中小企業を対象とした「いきいきパパの育休奨励金」には注目ですね。
この制度は、男性従業員が育休を取得することで企業に10~30万円支給されるもので、夫婦で協力して子育てをすることを後押ししてくれます。
家を建てるなら注文住宅か建売住宅、どっちがいいの?

一戸建てのマイホーム購入を検討していると、「注文住宅」「建売住宅」という2つの言葉を見かけることがあると思います。ここからはその2つのどちらを選んだ方が良いのか、メリット・デメリットと一緒に特徴を挙げて見ていきましょう。
注文住宅の特徴やメリット・デメリット
工務店をはじめ、ハウスメーカー・ビルダー・設計事務所などに設計から施工までを依頼して建てる家を注文住宅と呼びます。
ある程度の基準はあるものの間取りや構造のデザイン、内装・外装・住宅設備などを自由に決められることが注文住宅の大きなメリットです。自分や家族の好みやライフスタイルに合わせた空間にできるため、長く愛着を持って暮らすことができるでしょう。
また設計段階から着工しだんだんと家が組み上げられていく過程を見守ることができるため、細かい部分のチェックや要望を出すこともできるほか、自分が建てた家なのだという充実感を得られるのも魅力的です。
ただ、プランニングや詳細な見積もりの擦り合わせ、そして施工期間も含めると非常に時間がかかってしまう点はデメリットです。転居機関が決まっている方や、急いで引越ししたい方には向いていません。
その他、依頼する工務店やハウスメーカーによっては、設計変更などによる追加費用が発生する場合もあるので注意しましょう。注文住宅を建てるには、余裕を持った資金計画を心掛けることが重要です。
建売住宅の特徴やメリット・デメリット
新築一戸建ての中でも、土地とセットになっている完成済みの住宅(建築中の場合もあり)を、建売住宅と呼びます。
基本的に建売住宅は広い土地に同じ仕様・デザインの家を複数の区画に分けて建てることが多いです。そのため、建築会社は計画的な施工がしやすく資材のまとめ買いも可能になり、結果としてコストが抑えられる点が大きなメリットでしょう。
また既に完成している住宅なので、比較的スムーズに暮らし始めることができます。購入手続きもマンションや中古住宅とほぼ同様の手順で可能なため、時間があまりとれない方や煩雑なことはあまり避けたいという方には良いかもしれません。
しかし建売住宅を購入する場合、間取りやデザインは基本的に自由度がほぼ0なのはデメリットです。多少オプションなどで設備を変えられるケースもありますが、要望に合わせた大きな変更は期待しない方が無難でしょう。
また同じような見た目の住宅が数件並ぶことになるため、こだわりを持っている方やオリジナリティを求める方にはおすすめしません。建築過程を確認することも難しいので、ちゃんとした工事がされていたか不安に思ってしまう方にも不向きでしょう。
おすすめは注文住宅
建売住宅のコストの安さは魅力ですが、その分設備や内装のグレードは平均的なものが多く、個人のニーズやこだわりが反映されにくいことが難点です。対して注文住宅は自由なプランニングが可能な反面、コスト面で求められるレベルは高くなりがちです。
しかし注文住宅の場合でも、ここだけは譲れないという部分を絞り込んだり、信頼できる工務店やハウスメーカーを選ぶなど工夫をすることでコストダウンは十分に可能でしょう。
一戸建ての購入は、人によって違いますが一生に一度の買い物になることも多いのではないでしょうか。少しでも住宅を購入する上で叶えたい思いや、理想としている将来像があるのなら、私はなるべく注文住宅を検討することをおすすめします。
ポン
- 注文住宅は全てのことを自由に決められる分、時間がかかる
- 建売住宅はコストが抑えられるが基本的に自由度は0
- 理想の注文住宅を建てるには注文住宅がおすすめ
工務店とハウスメーカーの違いは?

注文住宅を建てるにあたって、どの会社に依頼するのかは非常に重要なポイントです。ここでは工務店とハウスメーカー、それぞれの特徴を紹介しましょう。
工務店とは
店舗から一定の範囲に限定し、その地域に密着した事業展開で営業やサービスをおこなっている会社を一般的には工務店と呼んでいます。ただ工務店と一口にいってもその規模やスタイルは非常にさまざまで、基本的には主に3種類に分けることができます。
1種類目は「地域密着型の小規模な店舗」です。社長と職人が中心となる構成で、長年続いている昔ながらの工務店はこのタイプが多いでしょう。
2種類目は「フランチャイズ加盟店」です。本部から工法・規格・資材などを共有することが可能なため、コストカットが期待できる点が大きな特徴です。
そして3種類目は「中規模のビルダー」です。地域に密着した営業をしながらも、大手ハウスメーカーのようにモデルハウスや展示場を設けているなど、対象範囲が多岐にわたるタイプです。
このように工務店の定義は広く、得意な施工方法や事業展開の幅は異なりますが、総じて注文住宅における間取り・デザインの自由度が高いことは共通点といえるでしょう。
ハウスメーカーとは
全国各地に支社・支店を展開しているため対応エリアが広く、独自のブランドを持っているのがハウスメーカーです。
メーカーごとに住宅の規格・工法・仕様がある程度統一化されていることで、工期の短縮化や安定した品質を提供可能な点が大きな特徴です。
また、大手ほど安定した基盤を持つため、アフターフォローなど注文住宅完成後の安心感は高いでしょう。
おすすめは工務店
それでは工務店・ハウスメーカーのいったいどちらが良いのか、色々な視点から比較してみましょう。
【コスト・価格】
規模の大きいハウスメーカーは建材の大量仕入れが可能なため原価を抑えることが可能ですが、その代わりにモデルハウスの運営費やCMなどの広告料が高い影響が価格に影響する可能性があります。
一方工務店は地域密着型のため広告費をあまりかけてないことが多く、シチュエーションや設計によってはハウスメーカーよりも、低コストで同クオリティの注文住宅を建てることも可能でしょう。
【工期・技術力】
同じ仕様の注文住宅を建てる場合、ハウスメーカーの方が工務店よりもやや工期は短いようです。理由としては、施工がマニュアル化・システム化している部分が挙げられます。
技術力に関してはどちらにしても施工会社に左右されるため、一概にどちらが良いとはいえません。ただ、工務店の方がダイレクトに職人の評判や特性を知りやすいので判断しやすい場合もあります。
【設計・プランニング】
工務店では間取りやデザインを一緒にプランニングして決めていくため、ニーズを取り入れやすく自由度は非常に高いと言えます。例えば好みのシステムキッチンを導入する、床に無垢材を使用するなど…、こだわりが強ければ強いほど魅力的に思えるでしょう。
ハウスメーカーの場合は、あらかじめ用意された自社ブランドのパターンから設備などを選択していく形が一般的です。あまり家に求めるものがなく、ある程度選択肢が決まっていた方が楽という方には良いかもしれません。
工務店とハウスメーカーには相反する特徴がいくつもありますが、それぞれのメリットを理解した上で、自分や家族のニーズにより合っている方を選べると良いですね。
ただ、個人的には住んでから後悔しないためにも、要望を取り入れた幅広いプランニングが可能な工務店をおすすめします。地域密着のサービスも併せて、理想のマイホームを建ててくれる可能性が高いでしょう。
ポン
- 工務店は地域密着型、フランチャイズ加盟店、中規模のビルダーの3つに分けられる
- 工務店は広告費をかけていないため低コストで注文住宅を建てることも可能
- ハウスメーカーは施工がマニュアル化されているため工期が短い
- 工務店の方が幅広い要望に応えることができるのでおすすめ
きちんと理解しておこう!契約に必須な住宅ローン

注文住宅に限らず家を購入する際には、住宅ローンが必要になります。現在住宅購入を考えている方は、ぜひ資金を得るためにとても大切な住宅ローンについてきちんと知っておきましょう。
住宅ローンの仕組み
住宅は非常に販売価格が高いため、一般的な方が持っている資金だけでは一括で購入することはほぼ不可能でしょう。そのため、金融機関から購入資金を借りることが必要になってきます。
そこで必須となるのが、住宅購入のためを目的とした資金を提供してもらえるサービスである「住宅ローン」です。
とても頼りになる住宅ローンですが、金融機関からの借り入れとなるのでもちろん元金に比例した利息を払わなくてはなりません。元金とは、ローンに対する借り入れ額のことです。
利息は元金が高額であればあるほど高くなるため、基本的に借入額の大きい住宅ローンでは非常に負担が重くなりがちです。なので、できる限り金利が低くなるような住宅ローンを契約し、負担を減らす工夫が必要になるでしょう。
金利の種類
住宅ローン返済の方法にはいくつか種類があり、それぞれ異なるメリット・デメリットを持っています。どの金利タイプを選ぶかによって、その後支払う返済額などに影響するためよく把握しておきましょう。
【固定金利型】
住宅ローンの金利が、借り入れの際から返済終了まで一切変わらないタイプが固定金利型です。メリットとしては、返済額がずっと同じなため返済プランを立てやすい点と、金利上昇などの影響を受けない点が挙げられるでしょう。
逆に、後々金利が下がったとしても恩恵が受けられない点はデメリットですが、安心感や安定感を重視する方にはこちらがおすすめです。
【変動金利型】
金融情勢によって住宅ローンの金利が上下するタイプが、変動金利型です。低金利になっているタイミングでは支払額も低くなるといったメリットがありますが、逆に金利が上昇した場合には、非常に大きな影響を受けるといったリスクが付いてきます。
基本的に金利に関しての見直しは半年ごとに実施されますが、返済額は5年間変わりません。また、金利には上限値があり増加したとしても最高で元の1.25倍までとなっています。余裕を持った資金繰りの目途が立っている方や、金利上昇リスクにしっかりと対応できる方に向いているでしょう。
不安ならサポートのある工務店に依頼しよう
住宅ローンを利用して住宅購入をした場合、月々の支払いは元金×1ヶ月で算出されます。つまり、返済により負担をなるべく減らすためには、購入時先に払う頭金の準備と早めに元金を減らすことがポイントになるでしょう。
1番良いのは、あらかじめ返済計画の中で初期段階での元金を減らすように考慮することですが、これは素人にはなかなか難しいことです。そのため、専門知識を持つ人に相談するか、シミュレーションによる数値計算などが必要になります。
また、中には住宅ローンに関してのアドバイスやサポートを実施している工務店もあります。注文住宅の購入と並行してローンに対する不安も取り除けるので安心感があり、非常におすすめですよ。
ポン
- 金利が低くなるような住宅ローンを契約することがおすすめ
- 金利が一切変わらない固定金利型と金融情勢によって変わる変動金利型がある
- 住宅ローンに関してアドバイスやサポートをしてくれる工務店なら安心
ローコストで注文住宅を建てるときのコツ

お手頃な価格で注文住宅を建てることができるローコスト住宅をご存知でしょうか?注文住宅を建てる際の選択肢の1つとして挙げられることの多いローコスト住宅に関する情報、建てる際の注意点等をご紹介するので参考にしてみてください。
依頼する建設会社を選ぶときにはトータルの費用を比較しよう
ローコストの注文住宅を建てる際には、依頼する建設会社を選ぶ必要があります。ハウスメーカーや工務店など、広島市には依頼できるサービスがたくさんありますが、トータルの費用を比較して決めることが大切です。公式ホームページやチラシに安い価格が記載されていると、そのサービスを利用したいと考える人が非常に多いといえます。
しかし、ホームページに書かれている金額におさまることは基本的にありません。多くの場合は、ホームページに記載されている本体価格に設備などの料金を追加することになるので、追加料金の金額次第で最終的な価格が大きく違ってきます。本体価格がリーズナブルでも追加料金が高いケースもありますし、反対に本体価格が高いように感じられても必要な設備はほとんど標準仕様として装備されているというケースもあるので注意が必要です。
相談の段階では、最終的な総額を出してもらい、見積もりを比較して建設会社を選ぶようにすると失敗が起こりません。この時に本体価格だけを参考にしてしまうと、想像以上に高くなってしまう恐れがあるので注意しましょう。本体の金額だけで依頼する会社を比較すると、実はほかの会社のほうが安かったという失敗をしてしまう可能性が高いです。必要な機能や設備の金額までを含んだ総額を複数社に算出してもらい、価格や仕上がりを比較して建築を依頼する住宅会社を選ぶようにしてください。
材料のグレードはなるべく下げないようにしよう
広島市でローコストの注文住宅を建てようとしている人のなかには、コストをカットするために材料のグレードを下げる人もいます。しかしながら、この部分でコストを削減しようとすると、思いもよらぬトラブルの原因となる可能性が高いです。
たとえば、断熱材のグレードを下げてしまうとすぐに断熱材が劣化して後々のトラブルとなってしまう恐れがあります。劣化すると断熱性が失われるだけではなく、周囲の湿気を吸湿した断熱材のせいでほかの建材まで腐ってしまうことがあるので注意が必要です。最も品質がよいものを選ぶ必要はありませんが、耐久性などの特徴をしっかりと比較した上でトラブルが起こりにくいものを選ぶことが大切だといえます。
また、質の悪い素材を用いるとほかの建材に影響を与え、大がかりな修繕工事が必要となる可能性があることも理解しておきましょう。建物の大きさやデザイン性、インテリアなどを重視したいと考える人は少なくありませんが、ローコストの注文住宅であるからこそ材料の品質を下げないことが大事です。
ほかの部分を妥協しなければ、ハウスメーカーや工務店から材料費の削減を提案される可能性がありますが、この場合は建物の品質が下がってしまうことを頭に入れておきましょう。性能面で問題がでると後から高額な費用が必要になったり、生活する上での満足度が下がったりするので気をつけてください。
インテリアや設備をシンプルにすることが大切
ローコストの注文住宅を建築するのであれば、インテリアや設備を極力シンプルなものにすることが非常に大切だといえます。いろいろな部分にこだわりすぎると、どんどん料金が加算されていくからです。
海外風の美しい外観にしたい、ほかの住宅とは一味違ったインテリアにしたい、最新のハイテクな設備を導入したいなどの希望を持つ人もいますが、これらの希望を叶えるにはそれなりに費用がかかることは頭に入れておくべきでしょう。こだわりを詰め込みすぎると、公式ホームページなどに書かれている本体価格とかけ離れた高額な価格になる可能性が非常に高いので、シンプルに仕上げる心がけが大切なのです。
ローコスト住宅は全体的な内容がシンプルであるからこそ、価格が安くなっています。もしも、インテリアや設備などにこだわるのであれば、ローコストの注文住宅を選ぶ必要はありません。安くてもこだわりのある住宅にしたいと考える人もいますが、そうなると性能が落ちてしまう可能性があるので注意が必要です。耐震性や耐久性などが著しく損なわれてしまうケースもあるので、インテリアや設備などはシンプルさを心がけましょう。
シンプルであっても自分たちの希望を取り入れてもらうことはできるので、デザインなどはスタッフと相談しつつ決めることができます。値段を安く抑えるためには、こういった部分でコストをカットする必要があることを理解しておくとよいでしょう。
ポン
- 必要な機能や設備の金額を含めたトータル金額を確認・比較するのがおすすめ
- トラブルを起こさないためにも材料のグレードは下げすぎないようにする
- インテリアや設備を極力シンプルなものにするのがおすすめ
工務店選びに悩んだらここを見よう!信頼できる工務店を選ぶポイント

家を建てるためには、当たり前ですが住宅会社を選ぶ必要があります。しかし「何を基準に決めていけばいいのかわからない!」という方がほとんどではないでしょうか。
そこで信頼できる工務店を選択するポイントを、ここでは4つの要素を中心に紹介していきます。
過去の実績から理想の家に近いものがあるか
各工務店にはさまざまな得意分野がありますが、そのジャンルが自分のニーズを満たせるものであるかを見極めることは大切なポイントです。
まずは工務店のWebサイトなどで、実際の施工実績を確認してみましょう。思い描いている住宅イメージに近い施工を過去におこなっている実績があれば、期待通りの注文住宅を建ててくれる可能性が高いです。
アフターフォローが充実しているか
住宅は建てたらそれで終わりではありません。何十年と暮らしていく中で、トラブルや不具合があった場合に助けてくれるアフターフォローの充実度はとても大切です。
例えば建物のトラブル対応やメンテナンス、定期的な訪問点検などがおこなわれるのか事前にWebサイトなどで調べた上で、疑問点があれば相談時に聞いておきましょう。
見積もりの内訳がきちんと書かれているか
実は住宅を建てる際に工務店が提示してくる見積書には、決められたテンプレートがありません。そのため、業者によっては意図的かどうかに関わらず、複雑で見づらい見積りである可能性があります。
内訳がきちんと記載されているか確認するには「本体工事費」「付帯工事費」「諸費用」の3つの項目を、しっかりと見ておきましょう。
本体工事費は、基礎工事・内外装・設備などを含めた建物全体の費用で、総費用の70%~80%を占めています。よく表示されている住宅価格はこの本体工事費だけのケースが多いので、注意が必要です。
付帯工事費は駐車場や庭など建物本体以外にかかる費用で、総費用の約20%程度です。諸費用は住宅ローンや各種保険で必要になる手数料で、総費用の約10%以下となっています。
要望を聞いてくれるか
最初の相談時や打合せの場では、注文住宅を建てるにあたって要望やイメージを話す機会が訪れます。その際にスタッフがきちんとヒアリングをし、プランに反映させる力がその工務店にあるかは重要なポイントです。
特に設計担当者とのフィーリングやイメージの共有は、理想の住宅を作るための鍵になってくるので、その点も含めてきっちりと話を聞いてくれる工務店を選びましょう。
一社だけにせず複数社で比較しよう
工務店に見積もりを依頼する際は、必ず1社ではなく最低でも2~3社、複数で比較するようにしましょう。なぜなら、業者ごとの対応能力・印象・レスポンスなどを比べることで、基準がはっきりしてより良い工務店を選びやすくなるからです。
信頼できる工務店に出会うためにも、妥協せず積極的にさまざまな業者へコンタクトを取ってみることをおすすめします。
ポン
- 理想の注文住宅に近い施工を過去に行っているか確認する
- アフターフォローが充実している会社を選ぶ
- 見積もりの「本体工事費」「付帯工事費」「諸費用」を確認する
- スタッフが要望をヒアリングしプランに反映してくれるかが重要
- 最低でも2~3社比較して決める
まとめ
広島市で注文住宅を建てたいと考えている方に向けて、いろいろな情報や知識を紹介してきました。
「広島市の住みやすさ」「注文住宅」「工務店」「住宅ローン」など、ここまで挙げてきたキーワードは、きっとあなたが理想のマイホームづくりをする上で役に立つと思います。ぜひ参考にしてみてください。
また、サイト内のおすすめ工務店紹介やコラム記事も併せて見ていただけると嬉しいです!